今日は、東北沢シリーズ最終回としてとある川の跡に行ってきました。とはいえ、水源地は笹塚駅に近く下北沢を通っていくので、またしても近くまで行きながら東北沢駅は素通りです。
これには、森厳寺川ないし北沢川下北沢東支流という名称があるようです。
経路 §
京王線笹塚駅で下車。そのまま北沢中の西を回って水路跡へ。とはいえ、地形的に北沢中よりも北も谷地であり、そこまで水があった可能性も考えられます。
さて、北沢中から西に、2本ある水路跡っぽい道のうち、整備されていない方を使って、北沢川緑道に接する箇所まで歩いて、その先の道を見てから下北沢に戻り、井の頭線に乗りました。
感想 §
1つ、同じ水路跡なのに、場所によって扱いが全く違います。石畳で整備されている箇所も、未舗装の部分も、歩けない部分もあります。扱いが一貫していないという意味で、典型的な「世田ヶ谷暗渠」という気もします。おそらく、予算が足りないことや、人が変わると方針も変わるという一貫性の無さ、それに反対運動でころころ変わる問題などもあるのでしょう。
それから、小田急線から井の頭線までの間は特に分かりにくくなっています。そこで直接行けず、迷いました。ここは、特に事前の綿密な経路チェックが必要だったところです。
更に言えば、下北沢は「沢」つまり、水が流れていた谷地形であることが良く分かりましたが、そういう自然の地形はかなり破壊されているような感じもあります。人工的な地形の加工もあまり一貫しておらず、井の頭線の用地の形も少し線路と駅の形と違うことに気付きました。
余談 §
笹塚で「南ドンドン橋」の欄干が残っていることを発見。この場所にあったのか!